ヤマトクロスジヘビトンボ 飛ぶのは結構苦手です
“ししいし”から農家風休憩舎への道沿いの水路脇にいた。翅を広げると10㎝近い大型昆虫だがいつも草陰でじっとしているので道行く人は気づかない。幼虫は川にいて肉食だ。“トンボ”とつくが、本当のトンボとは程遠く、クサカゲロウな […]
クリの花をスウィーピングしてみたら
“小段谷戸”のクリが花盛りだったので、昔トンボ採集用に買った柄の長さ7mの捕虫網を使ってスウィーピングしてみた。多くの甲虫が入ったが、初めて見る虫や一度しか見たことがない虫など予想以上の収穫だった。“シラケトラカミキリ” […]
ヒメトラハナムグリ やっぱハチに擬態かな
6月4日は言わずと知れた“虫の日”。“虫屋”が1年で一番嬉しい日だ。(ちなみに二番目は11月22日ね(爆))ハルジオンに見慣れないハチと思ったらヒメトラハナムグリだった。初夏に限って見られるコガネムシの仲間。小さな前翅の […]
アシブトチズモンアオシャク “脚太地図紋青尺”
エノキの葉裏にとまっている姿。“地図紋”の意味(使い方)はこうだったのか。私には一目瞭然だが本人(虫)はなりきっているのだろう。前翅のカーブを葉縁に合わせている気持ちもよく分かる。もっとも葉の上からはどのみち鳥には見えな […]
希少動植物保護区の昆虫 草刈りを控えていると・・・
野外体験広場の一角は希少動植物保護のため草刈りをしないようにしている。そのおかげで狭い範囲で多くの昆虫たちを観察することができる。梅雨入り前の晴天がねらい目。ヨモギにはヨモギハムシ、ヤブマメにはマメチビタマムシやコフキゾ […]
カラスアゲハ&モンキアゲハ みなヤングマン?
雨が降った翌朝、“ししいし”から農家風休憩舎への道でカラスアゲハとモンキアゲハが吸水していた。じっとしているわけではなく、2匹で舞っては下りを仲良く(そう見えた)繰り返していた。実はこうした吸水行動をとるのは羽化したばか […]
ヒメクダマキモドキ やっぱ落ち着くわ!
秋遅くまで見られるキリギリスの仲間。畑作業をしていた私の愛用するドロワットパーカの緑が気に入ったようだ。このパーカ、少々お高いがゴアテックスで雨OKだし、わきの下がジッパーで開閉できるので汗をかく作業にもってこいだ。(以 […]
ヤマトデオキノコムシ キノコの所にいてくれないと
漢字では「大和出尾茸虫」となる。“デオ(出尾)”は尾端が突出しているところからきている。キノコを食べるので“キノコムシ”というが、キノコの所では見たことがない。写真はカシノナガキクイムシにやられたクヌギの根元を徘徊してい […]
ヒメクロホウジャク/ホシホウジャク ツリフネソウには“ホウジャク”がよく似合う
今、谷戸は湿地のそこかしこがピンクの絨毯に。その正体はツリフネソウとオオミゾソバ。生態系保全班による湿地の乾燥化を防ぐ日ごろの活動(草刈り等)の成果だ。どちらも昆虫たちに人気だが、ツリフネソウといえばヒメクロホウジャクと […]
コカブトムシ 「なんでこんな所に来ちゃったのかしら」
大きさ2㎝ほどと小さいが、トゲトゲしてがっしりした脚はカブトムシに似ている。今回見つけたのはメスだが、オスには小さな角がある。(実は横から見るとメスにもごく小さな角がある)結構見る機会が少ない昆虫で、探して見つかるという […]