谷戸の生きもの
キバラヘリカメムシ   下から撮るなって!

谷戸のあちこちに生えているマユミ、そして“ししいし”近くに多いツルウメモドキ。どちらもニシキギ科の植物で、その実を好むのがキバラヘリカメムシだ。背中から見たら地味な色だが、腹からのアングルでは一変する。どうしたらこういう […]

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谷戸の生きもの
オオスズメバチ(働きバチ)    何匹写っているでしょう

クヌギの樹液に集まる働きバチ。その数15匹。9月中旬になると巣も最大限に達し炭水化物源として重要な樹液の場所はオオスズメバチが独占するようになる。新女王や雄バチの誕生に向けて食料集めに忙しいのだろう。手前に草が写っている […]

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谷戸の生きもの
ネットの中のヤンマたち   救出作戦、谷戸の仲間の心は一つ

毎年8月下旬になると谷戸の“本田”では鳥からお米を守るためにネットを張る。今年のネットが張り終わった翌々日、当番仕事を終えてなにげにのぞいたところ、衝撃の光景が。ネットから出られないギンヤンマたち。よく見るとコシボソヤン […]

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谷戸の生きもの
タマアシトビハムシ   聞いてほしいこと

谷戸の道端に多いオオバコ。そのほとんどすべてに虫が食べた穴があいている。来園者からは「カブトムシはどこにいるか知りませんか」とよく聞かれるが、「この穴は何が食べたのですか」と聞かれたことは一度もない。気になっていたので、 […]

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谷戸の生きもの
ヒロアシタマノミハムシ   無数の食痕の正体!

アズマネザサで見られる無数の食痕。(病気だと思っている人はいないよね)“フクロウ尾根”で偶然食痕の主を見つけた。小さな(約2㎜)オレンジ色のハムシであった。さらに“A畑”奥のアズマネザサでも見つかった。しかし愛用の「ハム […]

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谷戸の生きもの
ヨツモンカメノコハムシ他    誰の仕業か・・・

もはや原型をとどめないコヒルガオ。真ん中に鎮座しているのは近年急速に生息域を拡大しているヨツモンカメノコハムシ。同じコヒルガオにジンガサハムシもいた。ともにヒルガオ科が食草なので同時にいても不思議ではないが、体の大きなヨ […]

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谷戸の生きもの
クビアカトラカミキリ   赤いのは厳密には首ではなく胸(部)

本田脇一面に繁茂したカラムシ。刈るのは“畑班”の仕事かな。その葉裏にカミキリムシの姿。トラカミキリ族の一種だというのはすぐ分かる。そっと葉を裏返すと意外にも逃げない。こんなところで運を使っていいのかと思う。クビアカトラカ […]

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谷戸の生きもの
モリチャバネゴキブリ   見なきゃよかった

マユミの葉の裏からのシルエット。ドキッとした。大きさもそこそこあってまだ見ぬ谷戸の昆虫の予感。逃げられないようにそっと前に回った。そこにいたのはなんと、なななんとモリチャバネゴキブリだった。家に棲むゴキブリとは違うといっ […]

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谷戸の生きもの
クワカミキリ   “邂逅”

“桑から生まれたクワカミキリ”と聞いて“桃から生まれた桃太郎”を思い浮かべる人もいることだろう。桑は谷戸にいっぱいあるが意外と見つからない。10年以上会っていなかったのではないかな。いつも見つけるのはキボシカミキリ(別添 […]

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谷戸の生きもの
カメノコテントウ   新参入のテントウムシ(山崎の谷戸17種類)

一昨年初めて見たハラグロオオテントウの大きさにはビックリしたが、今日も大きなテントウムシを見つけてビックリした。模様からすぐにそれと分かるカメノコテントウだ。驚いたのにはもう一つ訳がある。このテントウムシはクルミの木につ […]

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