クリの花をスウィーピングしてみたら

“小段谷戸”のクリが花盛りだったので、昔トンボ採集用に買った柄の長さ7mの捕虫網を使ってスウィーピングしてみた。多くの甲虫が入ったが、初めて見る虫や一度しか見たことがない虫など予想以上の収穫だった。“シラケトラカミキリ”や“トゲヒゲトラカミキリ”は撮影用に容器に入れたらパニクった様子。一方“アオカミキリモドキ”は死んだふり。でもカンタリジンという毒物を出していてさわったら大変。“ゴマダラオトシブミ”も死んだふり名人。少ないと思った美しい“キボシツツハムシ”も多数入った。半月前にウツギの花(卯の花)に多数来ていた“キバラヒメハムシ”だが、花が終わってどうするのかと思ったらこちらにこぞって来ていた。「次はあっちに行こうぜ」という会話が交わされたに違いない。(たのくろまめお)

シラケトラカミキリ
トゲヒゲトラカミキリ
死んだふりをするアオカミキリモドキ(毒が見える)
死んだふりをするゴマダラオトシブミ
キボシツツハムシ
キバラヒメハムシ