ヨツボシケシキスイVSヨツボシオオキスイ  名前は似ているけれど

赤い斑紋がなければクワガタに間違えられそうなヨツボシケシキスイ。実際、クヌギやコナラの樹液が出ている所で見ることが多く、樹液に寄り添って生きているが、“クワガタムシ科”ではなく“ケシキスイ科”に属する。一方ヨツボシオオキスイは“オオキスイ科”に属し、やはり樹液に依存するようで、シラカシの樹液に来ていた。今年になってカシノナガキクイムシがシラカシにまで飛び火し、多くのシラカシが樹液の匂いをあたり一面に漂わせている。ヨツボシケシキスイはじっと動かずに写真も撮り放題だが、ヨツボイオオキスイはカメラを嫌がり(上目遣いでレンズを見ている)敏捷に動き回り、最後は飛んで逃げるので“やはり違う科の生きもの”と納得。(たのくろまめお)

ヨツボシケシキスイ
ヨツボシオオキスイ