トウキョウヒメハンミョウ   一都三県以外では意外とレア

“トウキョウ”はもちろん“東京”で、主に一都三県を中心に分布している。それ以外では北九州が知られ、時々他所から散発的に発見報告がされるという変わった分布をしている。そのことから外来種という説が有力。東京近郊ではごく普通で、自然豊かなところというより都市公園や人家の庭先などにいて、我が家の庭でも毎年発生している。小さくて(1㎝弱)よく飛ぶのでハエと間違われる。本家の“(ナミ)ハンミョウ”は山崎の谷戸では見たことがないが、人が近づくと少し飛んでは先にとまることを繰り返すことから別名“ミチオシエ”(道教え)と呼ばれるが、トウキョウヒメハンミョウではすぐ見失うので道に迷うことになりそうだ。(たのくろまめお)