ヤツメカミキリ    サクラの“ひこばえ”にて

ケヤキやサクラなどの高木にいる昆虫は身長に自信のある私(😅)でも観察が困難だ。八村塁くらいあればいいけどね。そこで“胴吹き”や“ひこばえ”が絶好のポイントとなる。“ひこばえ”は敢えて漢字にすれば“曾孫生え”で根元から生える若芽のこと。(切り株から生える場合もある)これなら目線で観察できるからね。“寺分口”から入ったところにあるサクラの“ひこばえ”で初めてヤツメカミキリを見つけた。美しいカミキリムシでサクラの老木に集まることが知られているので、このサクラも老化が進み、“ひこ”(曾孫)に後を託そうとしているのかな。同じくサクラの葉を食べるセモンジンガサハムシも見つけた。通常は葉を見上げて探すのだが、ここでは膝より下の葉にいて、上から写真を撮ることができた。(たのくろまめお)

ヤツメカミキリ
セモンジンガサハムシ

                 “寺分口”のサクラの“ひこばえ”