ツルボに集まる虫たち   移動制限も入場制限もなしね

日当たりのいい土手で満開のツルボ。この時期の重要な蜜源らしく、ちょっと観察しているだけで十数種の虫たちを見ることができる。まずハラナガツチバチの仲間で“キンケハラナガツチバチ”と“ヒメハラナガツチバチ”が常連。チョウは“ヒメウラナミジャノメ”“キマダラセセリ”“コチャバネセセリ”など。“コアオハナムグリ”はその名のごとく花に埋もれている。“オオハナアブ”や昼間飛ぶ蛾で知られる“シロオビノメイガ”まで。ツルボが群生している場所はさながら“昆虫酒場”だ。ここでは緊急事態宣言は関係なしね。イトトンボまで来たと思ってよく見たら“コンボウヤセバチ”だった。(たのくろまめお)

キンケハラナガツチバチ(縞が4本)
ヒメハラナガツチバチ(縞が5本)
ヒメウラナミジャノメ
キマダラセセリ
コチャバネセセリ
コアオハナムグリ
オオハナアブ
シロオビノメイガ
コンボウヤセバチ
おまけのクマバチ
おまけのニホンミツバチ