コカブトムシ 「なんでこんな所に来ちゃったのかしら」
大きさ2㎝ほどと小さいが、トゲトゲしてがっしりした脚はカブトムシに似ている。今回見つけたのはメスだが、オスには小さな角がある。(実は横から見るとメスにもごく小さな角がある)結構見る機会が少ない昆虫で、探して見つかるという代物ではない。あらためて山崎の谷戸の生物多様性を認識。幼虫は朽木を食べて育つが成虫になると肉食に変わり、虫の死骸などを食べる。だからカブトムシのように樹液に来ることはない。通常は昼間は出歩かないが、この個体は残暑の強い日差しを受ける切り株の上を脚を引きずりながら歩行していた。脚が順次動かなくなるのは末期が近い証拠。人間も同じね。(ヤバイ!最近左足が・・・)(たのくろまめお)