オオイシアブ   Amazing! Cool! Attractive!

初夏の頃、見晴らしのきく場所に陣取って獲物となる甲虫が飛ぶのを待ち構えている姿を見ることができる。その“かっこよさ”は谷戸でも屈指。ちなみに名前だが、“大きいイシアブの仲間”の意味で、“大石という名前のアブ”ではないから注意しよう。人には危害を与えないと分かっていてもちょっと怖い外見。スズメバチほどの大きさで近くを飛ぶ羽音にはいつもびっくりさせられる。“A畑”の上、“田の上上段”、“炭焼小屋”の上などで見かけることが多く、甲虫の仲間を捕らえその体液を吸っている。私が見た限りでは獲物は決まってコメツキムシだが何故好きなのかは分からない。本人(虫)に聞いたら「そういえば昔からそうだ」「高祖父の代からと聞いている」「たまたまです」・・・どんな答えが返ってくるかな。(たのくろまめお)

コメツキムシを捕食