ヒロオビジョウカイモドキ “君の名は”
谷戸で昆虫観察をしていると、名前はおろか何科(何の仲間)かも分からない虫に時々出会う。今回の虫、大きさは3㎜と小さいが上翅はかなり特徴があり、一見ハムシの仲間かと思ったが図鑑等に載っていない。諦めていたところ、つい最近たまたま見た“月刊むし”(2015年12月号)でジョウカイモドキの仲間であると判明した。さすが月刊むし!かなり前だが“全国マニアックな月刊誌ベストテン”が発表され、上位につけていたのを思い出す。発行元が“有限会社むし社”というのもたまらない。さてその生態は不明なところも多いようだが、幼虫はヨシの茎などに入って他の昆虫(幼虫など)を食べているようだ。谷戸ではよく似た“キアシオビジョウカイモドキ”も撮影している。(たのくろまめお)