クロボシツツハムシ   好き嫌いなく食べるほうです

春に多く見かけるハムシ(葉虫)。ナナホシテントウが多く活動する中、注意して見ると細身で触角が長いのでそれと分かる。有毒のナナホシテントウに擬態しているといわれる。見る人が見ればすぐに違いが分かるが鳥の目さえごまかせればいいのだろう。図鑑では食樹としてクヌギ、クリ、ハンノキ等があげられているが、谷戸では畑周辺の草を食べていることもしばしば。今日は田の上中段の斜面のナンテンハギが食草であることが新たに分かった。写真はメスが卵を糞でくるんでいるところだ。「産卵時、雌は卵を糞で包み、地表に落とす。」(ハムシハンドブック:文一出版)とあるが、こうした解説の実際をまじかに見られる谷戸の自然に感謝!(たのくろまめお)

ナンテンハギ葉上
クワの葉上
ギシギシ葉上