セグロアシナガバチ(オス)   おーい!みんなおいで!

秋晴れの一日。野外生活体験広場では田んぼ班による脱穀作業が急ピッチで行われていた。シートを持参して憩う人々の姿も。そんな中、桜の木周辺を怪しげに飛ぶアシナガバチの姿。この時期ならでは、雄バチによるコーリングだ。フェロモンを放出して新女王バチを呼び、交尾するのだ。近くの街灯でもその姿が。 顔が白いのが雄バチの特徴で刺されることはないので接写も可能。この日は女王バチの姿は見られなかったが、運がいいと次から次へと女王が来て、順番待ちのようになるらしい。しかし雄が生きられるのはここまで。冬が来る前に死ななければならない。羨ましいような羨ましくないような・・・。(たのくろまめお)